中学から数学だいすき!

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変化の割合−構造

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 「構造」という考え方で、変化の割合を応用してみましょう。

 要素間の変らない関係を「構造」といいます。構造の例を示します。

1. 直角三角形の構造
 直角三角形の3辺の長さをa、b、c (斜辺)とすると、外形は異なっていても、+b=c という構造になっています。

 直角三角形の構造

2. サイコロの構造
 サイコロの表の目 a と裏の目 b は、a+b=7 という構造になっています。

 サイコロと時計の構造

3. 時計の構造
 時計の向かい合った2つの数字 a、b は、|a−b|=6 という構造になっています。| |は絶対値を表します。

4. 幸せの構造
  幸せの例として、おいしい物を食べた、欲しい物を手に入れた、お金がたくさんある、自由な時間がある、健康である、好きなことができる、目標を達成したなどを挙げることができます。

  x 軸を時間、y 軸の上方を良い状態とすると、幸せを変化の割合で考えることができます。良い状態に変化することによって幸せが生じます。
  幸せ=状態の変化/時間の変化

    幸せの構造

 3つの変化の割合で式を確かめてみましょう。

   i3つの変化の割合

 〇間が経過していますが、状態は変わっていません。この状態が良い場合は幸せと感じることもあるでしょう。
 事物はたえず変化します。健康や生活は維持しないと状態は悪化する傾向があります。したがって、変わらない健康や変わらない生活を維持している場合は相対的にの型とみなすことができます。
 一方、お金や時間があっても状態が変化しない場合は、必ずしも幸せとはいえません。
◆〇間が経ち状態が悪化しているので幸せとはいえません。
 時間とともに良い状態に変化しています。練習を続けることで、少しずつ体力や技術が向上すると、時間の変化に対する良い状態への変化があり、幸せにつながます。難しいシュートを決めたときは、短時間で大きな幸せを感じることでしょう。時間をかけ懸命に勉強して難関校に合格した場合も、幸せが得られます。逆に、長い時間をかけた割には効果が少なかった場合は、幸せは少ないでしょう。

 ´↓から、幸せは、状態の変化の割合であるといえましょう。したがって、幸せになりたければ、良い方向へ状態を変化させるように行動するとよいことになります。

 例えば、目標を立て、実現するように行動し、目標に近づいていく。短時間に目標が達成されたときや、高い目標が達成できたときは大きな喜びになります。また、感謝されるように行動すると、双方が幸せを感じることができます。親切にした相手から、お礼を言われるとうれしいものです。さらに、規則正しい生活を送り、健康や能力を維持・向上することも幸せなことです。日々語学を学習し、海外で外国人と話ができると楽しいことでしょう。


(参考)
 「構造」という見えない関係をとらえることによって、レヴィ=ストロースは文化に優劣はないという文化相対主義を提唱しました。(「未開の文化と現代の論理」参照)


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